松尾芭蕉「牡丹蘂分て」他句文懐紙

貞享二年作

実物の真蹟所蔵者は不明。

「野ざらし紀行」の旅の終盤、再度熱田を訪ねた折の桐葉子宅での作。「熱田に暫」を見せ消ちにして「ふたゝひあつたに」と改めている。

懐紙中の「牡丹蘂分て這出る蜂の余波哉」は、「野ざらし紀行」中の「牡丹蘂深く分出る蜂の名残哉」(たいへんお世話になりました。私の今の心のうちは、牡丹の花びらの奥でたっぷりと蜜を押しいただき、そこから名残おしげに飛び立っていく蜂とおなじです)の初案にあたる。
二たび桐葉子がもとに有て、今や東に下らんとするに、
牡丹蘂深く分出る蜂の名残哉

(「野ざらし紀行」)

< 関連資料 >
  


  
俳聖 松尾芭蕉・生涯データベース
 
松尾芭蕉真蹟模写展示室
 
生涯データベース目次
 

 
松尾芭蕉・おくのほそ道文学館
 
奥の細道関連絵図展示室
 
文学館総合目録
 

 
おくのほそ道 総合データベース
 
俳聖 松尾芭蕉・みちのくの足跡
 
総合目次
 


Copyright(C) 2003  LAP Edc. SOFT.  All Rights Reserved.
 Maintained online by webmaster@bashouan.com