深川界隈資料写真と解説(4)

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芭蕉稲荷神社 芭蕉稲荷神社。

大正6年(1917年)の大津波のとき、もともとあった稲荷神社付近から芭蕉遺愛のものとみられる石蛙が見つかったことからこの地を芭蕉庵跡と推定し、祠に石蛙を祭り芭蕉稲荷とした。同10年(1921年)に東京府は当地を芭蕉庵跡に指定している。
鳥居額には「芭蕉稲荷神社 芭蕉庵史跡」と書かれている。
芭蕉稲荷神社境内。

戦災で荒廃した芭蕉稲荷は、地元の芭蕉遺跡保存会の手により昭和30年に復旧されたが、神社敷地が狭いために、江東区は昭和56年(1981年)、近隣に史跡保存のために芭蕉記念館を建てた。記念館には、神社から移された石蛙などの関連資料が保存されている他、芭蕉庵を模した祠や芭蕉の句碑などが建てられている。
芭蕉稲荷神社境内
芭蕉庵跡碑 芭蕉庵跡碑。

碑面には「史蹟 芭蕉庵跡 昭和五十六年十一月吉日建之 真鍋儀十敬書」とある。
境内のいたるところに大小さまざまな蛙の置物が見られる。


別の写真
境内に建つ碑。

右は「芭蕉記念館 此より北百五十米」と彫られた標柱で、左は「俳聖芭蕉翁生誕参百五十年祭記念」碑。境内には、「奥の細道旅立参百年記念碑」もある。

奥の細道旅立参百年記念碑
境内に建つ碑
深川芭蕉庵旧跡の標柱
深川芭蕉庵旧跡の標柱。

当地が深川芭蕉庵旧跡であることの他、第二次芭蕉庵で詠まれた「古池や蛙飛びこむ水の音」の句が記されている。この句は、第二次芭蕉庵に門人たちが集まって「蛙」の句を詠みあったときに作られた句で、貞享3年(1686年)に仙化編「蛙合(かわずあわせ)」に採録された。


 
  
俳聖 松尾芭蕉・みちのくの足跡
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[特 集] 芭蕉と深川界隈
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