仙台資料写真と解説(3)

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榴岡(躑躅岡)天満宮 榴岡(躑躅岡)天満宮。

JR仙石線の榴ヶ岡駅から歩いて5分ほどのところにある。
1月25日に、中学、高校、大学受験者のために合格を祈願する初天神祭が行われる。
榴岡天満宮。

境内には、祭神の菅原道真が丑年生まれで牛を愛でたことにちなみ、「撫で牛」の像が祭られている。

拝殿
境内に建つ句歌碑
榴岡天満宮
「おくのほそ道」の標柱 「おくのほそ道」の標柱。

芭蕉と曽良は、元禄2年(1689年)5月7日(新暦6月23日)、天満宮に参詣した。

快晴。加衛門(北野加之)同道ニテ権現宮を拝、玉田・横野を見。つゝじが岡ノ天神ヘ詣、木の下ヘ行。薬師堂古ヘ国分尼寺之跡也。(曽良随行日記)
芭蕉句碑。

あかあかと日はつれなくも秋の風
 芭蕉
十三夜の月見やそらにかへり花  
 蓮二翁

榴岡天満宮の境内に建つ句碑で、仙台市指定有形文化財。仙台で門人養成を行った伊勢の俳人雲裡房が芭蕉の五十回忌にあたり、芭蕉と芭蕉門下の各務支考(蓮二翁。雲裡房の師)を追慕して寛保3年(1743年)に建てたもの。
あかあかと日はつれなくも秋の風 (芭蕉)
大淀三千風追善碑 大淀三千風追善碑。

天満宮境内に数ある碑の中でもっとも古いのが、長きにわたって仙台に滞在し仙台俳壇の基礎を築いた三千風追善の「萬俳諧奉納記」碑で、享保8年(1723年)に建てられている。

大淀三千風について
榴岡公園。

歌枕として数多くの古歌に詠まれた躑躅(つつじ)の名所「つつじがおか」は今公園となって市民の憩いの場になっている。
榴岡は宮城野原の西部に位置し、この地は、源頼朝が奥州を攻めた際に、藤原泰衡の本拠が置かれた鞭楯(むちだて)だったとも伝えられる。
奥に見えるのは、かつて歩兵第4連隊の旧兵舎だった仙台市歴史民族資料館
榴岡公園
榴岡公園の枝垂れ桜 榴岡公園の枝垂れ桜。

仙台藩四代藩主伊達綱村は、元禄8年(1695年)生母三沢初子を追善するため、この榴岡に枝垂れ桜や松などを植えたが、300年を越える今なお老木に花が見られ、桜の名所として親しまれている。


 
  
俳聖 松尾芭蕉・みちのくの足跡
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第12集 芭 蕉 と 仙 台
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