郡山資料写真と解説(1)

「資料写真と解説」で扱っている写真は、すべてLAP Edc. SOFTが撮影したものです。
掲載している写真の使用を希望される場合は、「使用条件のページ」をご参照ください。

安積山(公園) 安積山(公園)。

郡山市日和田町の安積山は、JR東北本線日和田駅を降りて徒歩10分ほどのところにある小丘で、日和田駅から北へ600mほどの位置にある。
大正4年に安積山公園として整備され、市民の憩いの場として親しまれている。

安積山について
安積山公園碑。

桜の盛りを終えると安積山はツツジの季節となり、公園には多くの花見客が訪れる。
公園の頂から阿武隈高原の山々や那須連山、安達太良山を眺望することができる。
安積山公園碑
山ノ井清水への入口 山ノ井清水への入口。

公園の北側に山ノ井清水があり、その入口に門が建っている。その傍らの説明板には、「いにしえよりあさか沼に向いて立つこの山を安積山と称し、また、その山裾より湧き出る一条を山ノ井の清水と呼ぶ。日和田の人々むかしをしのびこの清水の保全を計る」とある。

山ノ井清水について
山ノ井清水。

日和田町の安積山の北側に設定されている山ノ井清水。
曽良の随行日記に「山ノ井ハコレヨリ(道ヨリ左)西ノ方(大山ノ根)三リ程間有テ」とあることから、芭蕉が立ち寄った頃、この「山ノ井清水」は設定されていなかったと見られる。
山ノ井清水
采女の歌碑 采女(うねめ)の歌碑。

山ノ井清水に行く途中から、頂への道をやや登ったところに、采女の詠んだ「安積山影さへ見ゆる山の井の浅き心を吾思はなくに」の歌碑がある。千家尊福(文部大臣)の書で、大正4年に建立された。
この歌は、古今和歌集の序文で「うたのちちははのやうにてぞ、手習ふ人のはじめにもしける」と書かれている。
「おくのほそ道」碑。

碑には、「おくのほそ道」の安積山の章段が刻まれている。

等窮が宅を出て五里計、桧皮の宿を離れてあさか山有。路より近し。此あたり沼多し。かつみ刈比もやゝ近うなれば、いづれの草を花かつみとは云ぞと、人々に尋侍れども、更知人なし。沼を尋、人にとひ、かつみかつみと尋ありきて、日は山の端にかゝりぬ。二本松より右にきれて、黒塚の岩屋一見し、福島に宿る。
「おくのほそ道」碑
安積沼跡 安積沼跡。

芭蕉と曽良が訪れた時、安積沼は既に無く、跡地には今と同じように田んぼの光景が広がっていた。
アサカノ沼、左ノ方谷也。皆田ニ成、沼モ少残ル。惣テソノ辺山ヨリ水出ル故、いづれの谷にも田有。いにしへ皆沼ナラント思也。
(曽良随行日記)

安積沼について


 
  
俳聖 松尾芭蕉・みちのくの足跡
総合目次


第6集 芭 蕉 と 郡 山
スタートページ

Copyright(C) 1999  LAP Edc. SOFT.  All Rights Reserved.
 
Maintained online by
webmaster@bashouan.com