山寺資料写真と解説(8)

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蝉塚 蝉塚。

四寸道から更に登ると、慈覚大師が登山の途中に休んだと伝えられる「御休石」があり、その向かい側に山形名物「玉こんにゃく」や「ところてん」を賞味できる茶店がある。芭蕉の蝉塚は茶店の山側にあり、背後に五大堂や納経堂、開山堂をいただく百丈岩の絶壁がそそり立っている。

御休石
蝉塚(芭蕉翁碑)。

蝉塚は、俳人壷中(こちゅう)を中心とする俳諧仲間が、宝暦元年(1751年)、芭蕉が書いた短冊を埋めて石碑を建てたところで、碑表に「芭蕉翁」の文字、側面に「静さや岩にしミ入蝉の声」の句が刻まれている。蝉塚は山門の傍らに築かれたが、後になって現在の地に移された。蝉塚の石碑に彫られた「静さや」の「静」の字は、この碑以外では見られない。
蝉塚(芭蕉翁碑)
芭蕉顕彰碑 芭蕉顕彰碑。

茶店の奥から右手に回ったところに、銅板に「おくのほそ道」の山寺の章段を刻する巨石「芭蕉顕彰碑」がある。
弥陀洞と仁王門。
 
弥陀洞と仁王門 写真右の巨大な岩は、長い歳月にわたる自然の営みが岩を風化させ、阿弥陀如来を彷彿させる姿にした謂れから「弥陀洞」と呼ばれる。 
弥陀洞と仁王門
仁王門  

 

仁王門。

昔は、仁王門のところに十王堂が建てられていたが、嘉永年間(1848〜1854年)になって、立石寺第六十五世情田和尚が現在の仁王門を建立した。左右に安置されている仁王像は運慶第十三代の後裔平井源七郎の作と伝えられ、傍らに高さ45cmの十王尊を祭っている。


 
  
俳聖 松尾芭蕉・みちのくの足跡
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第1集 芭 蕉 と 山 寺
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