石巻資料写真と解説(4)

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歌枕の地「牧山」 歌枕の地「牧山」。

写真は牧山の登山道。牧山の中腹に片桐栄存を祭神とする栄存神社(左)がある。牧山は、日和山公園の対岸、湊地区の西部に連なる丘陵で、歌枕「尾ぶちの牧」の地はこの牧山の山麓にあったと言われる。曽良の名勝備忘録に「尾駮(おぶち)御牧。石ノ巻ノ向牧山ト云山有。ソノ下也」の記載がある。
零羊崎神社。

牧山の山頂に鎮座する零羊崎神社(ひつじざきじんじゃ)。鳥居付近(石段の手前)に、歌枕「尾ぶちの牧」を詠み込んだ歌と「おくのほそ道」ゆかりの地であることを示す標柱(下)が建っている。
零羊崎神社
尾ぶちの牧の標柱 尾ぶちの牧の標柱。

牡鹿半島を背景に撮影。標柱には、後撰和歌集 に見られる「陸奥のをぶちの駒も野飼ふには荒れこそまされ懐くものかは」(読人しらず)の歌と「尾ぶちの牧 おくのほそ道」の文字が刻まれている。

拡大標柱
零羊崎神社。

縁起によれば、当神社は豊玉彦命を祭神とし、応神天皇2年、神功皇后の勅願により涸満瓊別神(ひみつにさけのかみ)の名を授かり東奥鎮護のため牡鹿郡龍巻山に祭られた。「涸満瓊別神」は、干潮・満潮を別ける神を意味し、後に、この神名が零羊崎になり、龍巻山の龍が除かれ牧山となったという。
零羊崎神社


 
  
俳聖 松尾芭蕉・みちのくの足跡
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第20集 芭 蕉 と 石 巻
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