岩出山資料写真と解説(1)

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奥州上街道に芭蕉の足跡を訪ねて [3]
岩出山・堂の沢 →  岩出山・千本松長根
岩出山と栗駒の町境 岩出山と栗駒の町境。

奥州上街道は、真坂から昔川に沿うように南下を続け、昔川が垂直に向きを変えているあたりから左に折れ次第に勾配を増していく。一迫と岩出山の境目を過ぎれば、やがて堂の沢一里塚に至り、人馬継立の馬館から千本松長根の松並木に入り込む。
岩出山・堂の沢。

写真は、堂の沢に残る奥州上街道1.2km区間の東端。岩出山地内には、堂の沢のほか赤新田や天王寺に一里塚が築かれたが、現存するのは天王寺一里塚のみとなっている。下の写真は、1,2km区間の西端。

岩出山・堂の沢
千本松長根へ 千本松長根へ。

堂の沢の1,2km区間の西端から西に向かって馬館まで行くと、山に延びる細道があって右の道端に「馬館跡」と「馬館古墳群」の白い標柱が建っている。馬館地区は、かつて役場や駐在所もあった真山地区の中心地で、むかし駅舎を置いて、駅馬の継ぎ立てを行ったところと見られている。写真の道を行くと、山際に「奥州上街道」と書かれた説明板がある。
石畳の奥州上街道。

松並木に至るまでの坂道に雑割石が整然と敷かれ、道端に枝を迫り出す雑木と相まって興趣を深めている。
   
石畳の奥州上街道
千本松長根 千本松長根。

1400mにわたって延々と松を連ねる奥州上街道。松の大木は戦時中「松根油」採取のために伐採され、今は見事な枝ぶりの松にお目にかかることはできないものの、昭和27年(1952年)ごろ小中学生の手によって植え継がれた松は、現在まで往時の風を香らすほどに成長し昔の道中文化を今に伝えている。
「おくのほそ道」碑。

上街道を中ほどまで行ったところに屋根を四方に葺きおろす東屋がある。その傍らに、「南部道遥にみやりて、岩手の里に泊る」を刻む「おくのほそ道」碑が建っている。平成元年に「おくのほそ道」紀行300年を記念して旧岩出山町が建立したもので、千本松長根で見られる唯一の芭蕉関連碑である。
「おくのほそ道」碑


 
  
俳聖 松尾芭蕉・みちのくの足跡
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第21集 芭蕉と出羽越え
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